「両手で両膝を抱きかかえて座る「体育座り」を見直す動きが、埼玉県内の学校で出始めている。体に負担をかける姿勢で、医療関係者から腰痛の原因になるなどと指摘されている。体育座りは国が定めた手引に掲載されているが、現在の見解は「強制するものではない」」
「体育座りは1965年、当時の文部省が教員向けに発行した「体育(保健体育)科における集団行動指導の手びき」の中で、「腰を下ろして休む姿勢」として例示されたものだ。手引は2回改訂されたが、現在も掲載されている。しかし、スポーツ庁の担当者は「あくまで例であって、強制するものではない。各学校では、健康に配慮して実情に応じて判断してほしい」とする」
「体育座り」見直しの動き…体育祭で携帯パイプ椅子使用も、生徒「腰痛くないし集中できる」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/022c0e4c88347bef546fa2597332395ee814571e
「体育座りを長時間続けると、子どもの体には悪影響があります。座った時に座骨の1点に圧力がかかり、痛みや足のしびれが出る可能性があるほか、背中が丸まるため、腰に負担がかかり、腰痛の原因にもなるからです。ほんの数分なら問題はありませんが、長時間になるときは大きめの椅子を使うとか、あぐらにするのがいい。定期的に休憩時間を設けるなど、学校は子どもの負担にならない環境をつくってほしいです」
「体育座り」見直しの動き…体育祭で携帯パイプ椅子使用も、生徒「腰痛くないし集中できる」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/022c0e4c88347bef546fa2597332395ee814571e