「「管理職登用の適齢期」を過ぎると目配りされなくなる」
「ざっくり言うと、[A]貴重な若手→[B]働き盛りの中堅→[C]単なるベテランへと至るルートです。別の表現をすると、[A]引っ張りだこ→[B]戦力カウント→[C]放出対象と言えなくもありません」
「30代半ばからの10年に対する人事部の最大関心事は、なんだかんだといって「管理職の選抜と登用」です」
「管理職は組織の要です。各組織に適切な管理職を配置することは、人事にとっても経営にとっても極めて優先度が高い超重要課題です。「管理職の異動配置調査」では、課長登用は35歳前後から始まり、40歳前後がピークになっています」
「働かないおじさん」はこうして大量につくられる…人事のプロが40代半ばを"魔の年齢"と呼ぶ深いワケ 「管理職登用の適齢期」を過ぎると目配りされなくなる (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) https://president.jp/articles/-/66933?page=2
「働く側から見て42.5歳を境に「出世したいと思わない」人のほうが増えるのですが、実は、会社側も新たに課長に登用する際の上限年齢を設定していたりします。管理職になりたいと思っても、適齢期を超えると管理職になれる確率がガクンと落ちるのが実態です。つまり、30代半ば〜40代前半の10年間とは、人事部から見ると、管理職に登用すべき人は登用しつくす10年間なのです」
「働かないおじさん」はこうして大量につくられる…人事のプロが40代半ばを"魔の年齢"と呼ぶ深いワケ 「管理職登用の適齢期」を過ぎると目配りされなくなる (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) https://president.jp/articles/-/66933?page=2