「尿素窒素の基準値は、通常基準値が8~21mg/dlとされており、15mg/dl以上であれば高い、15mg/dl未満だと低いと考えられています。尿素窒素は腎臓でろ過されたのち尿として体外に排出されますが、腎機能に問題がある場合には、ろ過しきれない尿素窒素が残ってしまうことから数値は高くなります」
「尿素窒素で何がわかるのかというと、上昇している場合には腎機能障害や脱水症状などが疑われます。一方で下降している場合にはタンパク質の摂取が足りていないかビタミンB6不足などが疑われます。尿素窒素はタンパク質の代謝において最終的にできる産物であるため、数値が高いか低いかでタンパク質が体の中で代謝されているのかいないのかがわかります」
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