「減反政策は2018年に廃止され、現在は主食米以外を作付けすると補助金がでる政策に切り替わっている」
「耕作放棄して補助金をもらう農家よりも、飼料米や酒米を作りながら補助金をもらっているところのほうが多いんじゃないですか。そういうところは田んぼを保持しているから、いつでも主食米を作ることに戻れる」
「5キロ4000円」の高級米を安く買い叩かれる…「初の品薄」に直面した魚沼の農家が農協に卸すのをやめた理由 高齢化と減反政策で農家も問屋も倒産している (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) https://president.jp/articles/-/86710?page=3
「今年で言えば、農協が買う価格はコシヒカリ60キロ(1俵)で2万円。うちが直接販売すると3万8000円。ただし、うちが出す価格には人件費、包装、配送料がかかります。10年前からもう農協へ出すのはやめました」
「うちだけでなく、ふるさと納税やネットで米を売る自信がある農家は農協には出さないじゃないかな。魚沼に限ると、どうでしょう、2割くらいは自分で売っていると思います。日本全体だと、まだ6、7割の農家さんは農協じゃないかな。それは兼業農家が多いから。兼業農家は仕事をしながら米作りをしているから、ホームページで販売したり、発送したりする手間と時間がない。だから、まだ全体の半数以上は農協に出していると思います」
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