「景徳鎮には高層ビルやデパートもなく、道路の整備もままならないのですが、景徳鎮陶磁大学の学生(総数約2万人)をはじめ、観光客やアーティストなど、いつも多くの若者たちの活気で溢れている独特な場所だと感じます。ちょうど今頃の時期は、景徳鎮に短期滞在し、陶芸教室に通ったり自然のなかでのんびり過ごしたりする旅行者にもたくさん出会います。その多くは上海や北京から、都会の生活での疲れを癒すためにやってくるのです」
「中国では大都市を除き、日本のように趣向を凝らしたスイーツ(ケーキ、プリン、パフェ、アイスクリーム、チョコレートなど)はあまり普及しておらず、「氷粉」のようにシンプルでどこか懐かしいスイーツが主流です。甘いものに目がない私には少し口寂しいですが、それは中国が80年代半ばまで、砂糖を含む全ての食料が配給制だったという社会背景が影響しているのだと思います」
江西省景徳鎮市 – 可愛的中国生活 https://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/chinalife/?p=99