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nilab

「平均的な中小書店は1960年代後半の調査ですでに赤字だった」「出版市場が最盛期に向かおうとしていた1980年代後半から、すでに町の本屋は年間千店単位でつぶれはじめている。1990年代後半以降に「紙の本の売上が減ってきた」のはまちがいないが、町の本屋の退場は、それだけでは説明がつかない」

「地方・田舎の書店環境はむかしからひどかった」「都市部の大型書店も減少したことで、長年、地方の書店事情など気に留めなかった人たちもやっと「リアルで本を買える場所が減ってきている」と危機感を抱きはじめたからにすぎない」

『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』まえがき|飯田一史 note.com/ichiiida/n/n7dd7ed834

note(ノート)『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』まえがき|飯田一史 ichiiida@gmail.com いまの10代には、かつて駅前の一等地に書店が必ず存在していたことも、駅の売店に雑誌だけでなく、文庫や、文庫よりも一回り大きい新書サイズの小説(ノベルス) やコミックスが並べられていたことも、多くの中高生がマンガ雑誌やファッション誌を書店やコンビニで買って読んでいたことも、想像が付かないだろう。  かつて書店は市街地や商店街、学校近くやオフィス街のあちこちにある「ふらっと寄る」「雑誌の発売日に必ず行く」場所だった。1985年に大阪の書店組合が採ったアンケートでは、20代の4人に1人以上が「毎日」行くと答えていた (「本屋に来ている人に聞いている」点は割り引く必要はあるものの)。いまで