11月読んだ本
『ミルクとコロナ』白岩玄 山崎ナオコーラ
『美しい距離』『むしろ、考える家事』『反人生』『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ
『敗北を抱きしめて(上・下)』ジョン・ダワー 三浦陽一 高杉忠明訳
『パチンコ(上・下)』ミン・ジン・リー 池田真紀子訳
『バラカ(上・下)』桐野夏生
『つげ義春日記』つげ義春
『ハチ公の最後の恋人』よしもとばなな
『サラ、神に背いた少年』J.T.リロイ 金原瑞人
『灯台守の話』ジャネット・ウィンターソン 岸本佐知子訳
『<性>なる家族』信田さよ子
『ベーコン』井上荒野
『ぼくの死体をよろしく頼む』『東京日記6 さよなら、ながいくん』『東京日記7 館内すべてお雛さま。』川上弘美
『トラウマ文学館 ひどすぎるけど無視できない12の物語』頭木弘樹編
『愚行録』貫井徳郎
『舌を抜かれる女たち』メアリー・ビアード 宮崎真紀訳
『静かに、ねぇ、静かに』『生きてるだけで、愛。』本谷有紀子
『カケラ』湊かなえ
『村上春樹、川合隼雄に会いに行く』川合隼雄 村上春樹
『1ミリの後悔もない、はずがない』一木けい
『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』タラ・ウェストーバー 村井理子訳
(追記)
『軽薄』金原ひとみ
『1984』ジョージ・オーウェル 田内志文訳
#カンミ読書
まだ日にちがあるじゃないかと言われそうですけれど、まあ、今回もいっぱい読んだんで載せます。先月から加入したU-NEXTが楽しくてたまらず、そこで観た映画から派生して読んだものがいくつかあります。『サラ、神に背いた少年』とかがそうですね。映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の顔』が面白いんで観てみてください。『ある女流作家の罪と罰』みたいな感じで。この物語をこんなに欲した時代ってやべーなとおもいながら読みました。
あと、今回読んで良かったのはいくつもあるんですけれど、村上春樹と川合隼雄の対談もよかったですね。村上春樹って目上の人にはこういう態度とるんだって意味で。『パチンコ』『敗北を抱きしめて』『つげ義春日記』、このあたりは私の世界を分かりやすく広げてくれました。あと知識もくれた。
まだ11月なんですけれど、今年も本当に沢山読みました。図書館の人達、ありがとう。もうここ以外で税金を払っている喜びを感じません。「今年読んで良かった本」とか今度書こうかな。まあ、私なんて別に最新の本を読んでるわけじゃないし、何の批評性もないんですけれど、冊数はホント読みました。でもこれ何の自慢にも権威にもならないのでどうしよう。
わたしはインスタでよく流れてくる「年間300冊本を読んでいる自分が何回も読み返している本」とか、そういうポストを本当に本当にバカにしていて、しかもその人が薦めているのが変な自己啓発とかだと尚更、ああもう本を権威として使ってこいつはああだこうだと腐しています。そういう私が書く「今年読んで良かった本」。これどうですかね。