「人間は条件が重なれば誰もが悪事とされることに手を染める可能性がある(ので条件となる環境や状況をできるだけ取り除こう)」ではなく「人間には”悪い因子”みたいなのがあって、絶対に悪いことをしない人とする人に分かれている」の考えになると、なるほど「加害者にはAという困難な状況があった」という話が「Aという困難な状況にある人物を馬鹿にして見下している、犯罪者呼ばわりしている」になるのか
もちろんAという条件に「人種、性別、国籍、容姿、身体状況」などを安易に結びつけるべきではないし、言い方によってはその属性へのスティグマになるので気をつける必要があるけど、それにしたって話が通じてないなと思う
たとえば「万引きをしたのはとても困窮したお年寄りでした」って話だったら「窃盗は許されないけど困窮してたのなら情状酌量の余地があるし、貧困をどうにかすべきだよね」という話にな……ならない場合もあるか……SNSでは……
絶対「困窮してる奴がみんな犯罪を犯すわけじゃない、そいつが悪いだけ」みたいなこと言ってる界隈があるわ……
まあSNSの澱みは置いておいて、そういう話にもできるんだから他の加害においても加害の条件や機会を語ってもいいと思うのに、やっぱりこう「馬鹿にしてる、見下してる」みたいな話にしたい人が……いるよね……