20年ぐらい前に読んだ。傑作だったなと。
「連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈なデビュー作」
「初版:1999年3月19日」
慟哭 - 貫井徳郎|東京創元社 http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488425012