ピープルウエア 第3版をざっくり読了。
「開発プロジェクトで技術よりも何よりも大事なもの――それは「人」。一人一人の人格の尊重、頭を使う人間にふさわしいオフィス、人材の選び方・育て方、結束したチームがもたらす効果、仕事は楽しくあるべきもの、仕事を生み出す組織づくり、という6つの視点から「人」を中心としたプロジェクト開発の大切をユーモラスに語っている。1987年の初版発行以来、多くのソフトウエア・エンジニアの共感を呼んだ名著の改訂第3版。第3版では、時代の変化に対応し、以下の章が追加された。「リーダーシップについて話そう」、「他者とうまくやっていく」、「幼年期の終わり」、「リスクとダンスを」、「会議、ひとりごと、対話」、「E(悪い)メール」」
ピープルウエア 第3版 eBook : トム デマルコ;ティモシー リスター, 松原 友夫;山浦 恒央;長尾 高弘 https://www.amazon.co.jp/dp/B00I96CJWO?tag=nilab-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
読書メモまとめ。
「「マーケットは品質なんか気にしない」というせりふは大体本当の話なので、くやしくて涙が出るだろう」
「極端な時間のプレッシャーをかけ続けると、部下は品質を犠牲にしはじめる」
「挑戦は、チームを一つにまとめる道具である」
「結束の固いチームの活動を観察すると、仲間同士の指導という、ごく当たり前の健全な行為が常に行われていることがわかる」
「小さくて簡単な共同の成功の積み重ねという形で経験が組織される」
「マネージャーのほとんどは、技術面より、人に気を配っていると思い込んでいる。しかし、本当にそうしているマネージャーは滅多にいない。実際には、技術だけに関心があるというマネジメントをしている。本来は、担当者が解決する技術的な難問を、自分で解くことに時間を割くのだ。作業をマネジメントするのでなく、作業そのものをやっている」
ピープルウエア 第3版 (Book4822285243 - MemoWiki v5) http://www.nilab.info/wiki/Book4822285243.html