「サラリーマンの夫に扶養されながら妻がパートで働く。その際、妻の年収が「103万円」や「130万円」など一定額を超えると、扶養から外れて税金や社会保険料の負担が発生し、手取り額が減る。すると、妻はそれを避けるために勤務時間を調整し、収入額を抑えてしまう──。これが「年収の壁」だ。岸田政権はこれを解消すべく、妻の年収が一定額を超えても手取りが減らないよう、賃上げをしたり、社会保険料を実質的に肩代わりしたりした企業に対して、労働者1人あたり年間最大50万円まで助成するなどの制度を始めた。これが「年収の壁・支援強化パッケージ」と呼ばれる施策だ」
優遇しているようで実は差別的 ―― 根強い専業主婦志向を生む「年収の壁」の矛盾 #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) https://news.yahoo.co.jp/articles/1a1c293d7f5328ba533392889e16665ec45b650f