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「麺大盛りシリーズは、価格を抑えながら全体のボリュームを増やしているのが大きな特徴だ。商品によって違いはあるが、麺の量を大手メーカーが手掛けるレギュラーサイズ商品の1.3倍以上としている」

「2024年4月に発売したうどんは、コシのある麺を選定。噛(か)み応えのある商品のほうが、満足度が高いだろうという判断からだ」

「同社が消費者に実施したアンケートや、メーカーから寄せられた情報を総合すると、消費者は特に麺とスープを重視していることが分かった。一方、具はそこまで重視していないという結果に。そこで、しょうゆラーメンの具はネギだけにしている」

「特にこだわって開発したのがスープだ。おにぎりの買い合わせを想定した濃い味わいに設定。また、量がたくさんあるため、食べている途中に消費者が飽きないよう、最初に刺激的な味(食欲をそそるようなパンチのある味)が来て、コクや深みが後から感じられるようにした」

ローソン、198円「大盛りカップ麺」が大ヒット “コンビニでは売れない”の思い込み打破 開発背景は?(1/3 ページ) - ITmedia itmedia.co.jp/business/article

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「『安くお腹いっぱいになりたい』をお客さまが求めており、PBのラインアップにそうした商品がなかった」

「大盛り系のカップ麺としては、エースコックの「スーパーカップ」シリーズなどが有名だ。コンビニは売り場面積が限られるので、サイズの大きい商品は販売効率が良くない。また、大盛り系のカップ麺は量販店などで安く売られているイメージが強い。そうしたことから、メーカーやローソンには「コンビニPBで、大盛りのカップ麺はヒットしにくい」という考えがあったという」

「一般的に、NBのカップ麺はコンビニだけでなく、スーパーやドラッグストアなどさまざまなチャネルで販売される。そのため、商品単体での満足度が重要になる。おにぎりとの相性を意識した味付けは、コンビニPBならではの工夫といえるだろう」

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「あえてスペースをとる大型の容器にしたのもヒットの要因と考えられる。平日の昼間、空腹の状態でコンビニを訪れた利用客は、それほど時間的余裕がない。あくまで仮説だが、視覚的に大盛り商品だと分かる商品はそうした状況で手に取られやすいのではと妹尾氏は分析する」

「妹尾氏の狙い通り、麺大盛りシリーズはおにぎりと一緒に購入されることが多い。数あるおにぎりの中でも、味がシンプルな「金しゃりおにぎり 塩にぎり」(113円)が特に選ばれている。目立つのは、198円の麺大盛りシリーズ、113円の塩にぎり、108円のペットボトルのお茶(PB)の組み合わせだ。合計すると419円で、ワンコインで済む。加盟店のオーナーからも「麺大盛り、おにぎり、お茶の組み合わせで買うお客さまが多い。これらを訴求するようなポップがほしい」といった要望が寄せられているという」

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「麺大盛りシリーズはどの時間帯に特に売れているのか。分析すると、平日のお昼ご飯として30代男性が特に購入していることが分かった(レギュラーサイズのPBカップ麺は40~50代が購入している)」

「ローソンでは2024年度上期の商品戦略として、時間効率を意識したタイパ(=タイムパフォーマンス)、費用対効果を意識したコスパ(=コストパフォーマンス)、環境配慮などを意識したウェルパ(=ウェルビーイングパフォーマンス)のニーズを重視するとしている」

「シリーズ4種のうち、3種が「辛みそ」「七味」「辛コク濃厚 カレーうどん」と辛さをアピールする商品になっているのも、利用客の好みを分析してのことだ」

「競合他社に目を転じると、セブン-イレブンでは消費の二極化傾向を受け、低価格の弁当を強化している。また、袋の中に複数の菓子パンや総菜パンが入った商品の売り上げが好調だ。背景には生活防衛意識の高まりがある。相次ぐ値上げラッシュで「安く、お腹いっぱい食べたい」というニーズが高まっている可能性がある」

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