「小学生の時に『たれぱんだ』を好きになったことをきっかけに、サンエックスに入ってオリジナルのキャラクターを生み出すことが夢になりました。そして『たれぱんだ』の生みの親である末政ひかる先生が多摩美で教鞭を執られていること(当時)を知り、先生の授業が受けられる多摩美のグラフィックデザイン学科が第一志望になったんです。サンエックスのデザイナー職を受けるためにも美大に入る必要があったので、進路に迷いはありませんでした。」
サンエックスの大人気キャラクター『すみっコぐらし』生みの親はグラフィック卒業生多摩美はものづくりの原点、今につながる技術を授けてくれた場所 | 多摩美術大学 https://www.tamabi.ac.jp/closeup/31068/
「例えば「自分のキャラクターで手帳を作ってみたらどうか」とご指導いただいたのですが、手帳となると12ヶ月分のキャラクターのイラストが必要なので、「この季節にこのキャラはどんなことをするだろう?」「ページをめくるごとに楽しませるためには、色味やレイアウトのバリエーションを出さなくては」などと、深堀りして考えるようになりました。手帳が完成したときには世界観がしっかりと出来上がっていて、初めて愛着と自信を持てる自分のキャラクターを生み出すことができたんです。作業の大変さ以外にも、キャラクターの世界観を作っていくにはどう考えたらいいかということが学べたのは、入社してからもとても役立ちました。」
サンエックスの大人気キャラクター『すみっコぐらし』生みの親はグラフィック卒業生多摩美はものづくりの原点、今につながる技術を授けてくれた場所 | 多摩美術大学 https://www.tamabi.ac.jp/closeup/31068/