40年くらい前に原子力事故なんかも含めた過酷な環境下で作業するロボットの開発が国主導で行われたんですよ。極限作業ロボットって試作機まで開発されたんですね。製品化はされずその後も細々と研究が続けられていた試作機が福島第一原子力発電所事故で投入されたりしました。あまり役に立ちませんでしたけど。それよりもその後の10年の構成要素の技術の発展
・希土類元素電動機で駆動系が小型化できた
・マイクロエレクトロニクスの進歩でコンピュータを内装し、かつ素早い動作ができる様になった
・リチウムイオン電池の登場で動力を内蔵できる様になった
・CADと3Dプリンタの飛躍的な進歩でフレームを小型化できた
このへんのおかげで海外で競って類似のロボットが製作され、いま一番役に立っているのがウクライナの戦場……。
以下再掲