2012年の記事だけれど、新たな「天然ガス国家」誕生の話↓
『イスラエルの領内で初めて見つかった大量の化石燃料を開発中だ。成功すれば、エネルギー面での自立につながると期待されている。 2009年、ハイファから約80キロ沖の地中海で、「タマル(Tamar)」天然ガス田が発見された。専門家によれば、20~30年にわたってイスラエル国内の天然ガス需要を満たせる規模だという。
2010年にはさらなる規模拡大が待っていた。48キロほど西で、タマルの倍近い「レビアタン(Leviathan)」を掘り当てたのだ。2012年には小規模な「タニン(Tanin)」も付近で発見された。タマルでは2013年、レビアタンでは2016年頃に掘削が開始される予定で、イスラエルは歴史的な転換期を迎える。大半が非友好的な中東の産油国に囲まれたエネルギーの乏しい国ではなく、自立した燃料産出国としての未来を手に入れようとしている。複数の隣国に燃料を輸出、供給する可能性が高く、地域の地政学は様変わりするかもしれない。 』
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6366/