mastodon-japan.net は、数々の独立したMastodonサーバーのうちのひとつです。サーバーに登録してFediverseのコミュニティに加わってみませんか。
こちらはMastodon Japan Server、日本居住および日本語話者向けの汎用サーバーです。 ただし日本国外居住者及び非日本語話者を除外するものではありません。ルール(利用規約)をご確認の上で平和に遊ぼう。

サーバーの情報

2.3K
人のアクティブユーザー

『蔵の中・鬼火』横溝 正史 著
『鬼火』
当時、絵は男しか描か(くことができ)なかったのか? もと警部の竹雨宗匠、エラい腰低い。おお、オレと同じ趣味をお持ちのようで! キター! 本家と分家! 佐清、再び。ほーれっ、スーケキヨ! スーケキヨ! いやぁ、乱歩っぽい(喜色満面)。ははっ、それを”愚痴”と表現するか。

お銀、よく逃げないな。自分のことを他人事みたいに話す竹雨宗匠、最後にとんでもない告白をするが、これ、要るか? 人を呪わば穴二つ。ポーの『黒猫』ならぬ、横溝正史の狆ころりでした。

『蔵の中』
持ち込み原稿、蕗谷笛二の小説はかなーり退屈なんですが。ナルキッソス笛二、自画自賛。やっぱり乱歩だ。脅迫か? お前はFBI長官フーバーか? 前置きが長いんだってば! 告発文なのかと思いきや、『蔵の中』ならぬ、『藪の中』だった。

で、芥川龍之介の『藪の中』を読んでみる。あれー? 金城武とトヨエツと天海祐希の映画は『羅生門』、じゃねーや『MISTY』だけど、龍之介には『羅生門』という短編もあったよなぁ・・・? 国語の授業で習ったのはどっちだっけ?

『監獄部屋』羽志 主水 aozora.gr.jp/cards/001305/c…
”道庁”って、”北海道庁”のこと? 北海道が舞台なの!?これ、『蟹工船』を対で読んだほうがいいんでしょ? "わたし”? そんなのいた?

読了。
「国民の味方でない帝国の軍艦」「俺達には、俺達しか、味方が無えんだな。始めて分った」。そうよなぁ。ストでもなんでも初めての漁夫たちに比べて監督は何度も経験してるハズだよ・・・。つかさ、金持ちが貧乏人を搾取する図、ってのはいまも昔もかわんねぇなぁ(遠い目

“附記”はなくても良かったんではないか? 「もう一度!」で終わったほうがかっこいいと思うの。

『かいやぐら物語』
蜃気楼のことをかいやぐらと云うのかい? 怪談ともおとぎ話ともつかぬお話だったねぇ。
『貝殻舘奇譚』
”月光の間”が『パノラマ島奇譚』。緑川大二郎が明智小五郎のようだwww

『蝋人』
山惣の旦那、立派だなぁ。乱歩の『人でなしの恋』かと思いきや怪談か?
『面影双紙』
「本物の人骨を使った骨格標本」って処で、『人体の不思議展』を思い出す、頭おかしいオレ。

いまは使えない禁止用語が山ほど。エロとグロを薄めた乱歩って感じ(乱歩で育ったんだから仕方ねーだろ!

読了。
就活生や第二新卒者に新人、中間管理職はおろか、社長になったとしても『何者か』になることは一生できないと思った。いま、目の前にあることを精一杯するだけだ。いつか、それを認めてくれるヒトが現れることを願って。

映画『何者』。
原作をすごくコンパクトにまとめている。希望(救い)のある終わりかただったけど、この物語はある意味ホラーだから余計なことだったような気もする。キャスティングはピッタリでとても豪華でした。

読了。
『水曜日の南階段はきれい』光太郎
青春だねぇ。

『それでは二人組を作ってください』理香
あーわかるよー。疎外感。ひとりぼっち。表面上の友達。でも、「一緒に住もうよ」って友人の了解も取らず勝手に家具買って驚かそうって、それはどうなの。ちなみに、オレも二人組は作れなかったほう。

『逆算』サワ先輩
サワ先輩の話なんだけど、サワ先輩は主役じゃない。ある意味”呪い”の話。結婚式ってどうして余興(とかカラオケ)なんてものがあるんだろうね。

『きみだけの絶対』烏丸ギンジ
ギンジはあまり出てこず、彼の甥っ子がメイン。なんていうか、深い物語だった。

『むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった』田名部、の父
オレの推しはミッチーなので、こういうこと云うのはなんだけど、ずっと真面目に真っすぐ生きてきた人より、ちょっとやんちゃして更生した人間のほうが評価されるのは納得がいかない(と気づいたのはあるフォロイーさんのおかげ)。

gurugururuh

『何様』?
ほんと、面接官ってなにをもってして面接官なのよ。人事部もそうだけど、他人を評価できるほど偉いのか?

えっと、地下室に幽閉された男が死を目前に衰弱しながら書く鬼気迫る手記、だと思ってたんだけど違うの? えっと、『Ⅰ 地下室』は序文なの? この後が本番なの!?

読了。主人公の名前がなく、非常にへそ曲がりなこと以外はよくわからなかった。
Ⅰ地下室:「退屈だから”手記”を書く」って、八等官(公務員)を辞めなきゃよかったじゃ~ん。つか、前振り長い!
Ⅱぼた雪に寄せて:自分で自分のこと”知性が発達”しているって云うくせに、”自分は臆病な奴隷”って?

読了。”悪女”の定義については置いといて(オレは、それほど公子を”悪女”とは思わなかった)、死因・原因・理由はやっぱり『髪結いの亭主』に近しいものがあるんじゃないだろうか。”愛”か”、美しいもの”か。27人の証言者の中にしか登場しない公子。作り方が巧い。証言の順も秀逸。

原作は、戦後すぐから始まるため、現代に置き換えたドラマ版はその辺の話をほぼすべて削いでるので、いまいちなにが起きていたのか、分かりづらかった。んで、公子はやっぱり北川景子でお願いしたい。いや、田中みな実が悪いというわけではないけれど。

読了。桐野夏生作品は、登場人物やモノがこれでもかってぐらいに最後まで絡んでくるんだけど、コレにはそれがなかった(銀チャリ男の再登場を望んでた)。人死にもなかったし。最後、落ち着くところに落ち着いたけども、リキ、それ、犯罪だから。あと、リキも基も悠子も嫌いだわ。りりこはまだマシか。