#メモ
"「濫用」と「乱用」は、後述するように、意味に違いはありません。ただ、使われ方には違いがあります。もともと「らんよう」は、「濫用」と書かれていました。「乱用」の表記は後からできたものですが、現在「濫用」が使用されるケースは、法律の分野などに限られています。
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"上でも述べたように、「乱用」の表記は「濫用」より後にできたものです。これは、一時期「濫」の字が、当時の「当用漢字」からの削除候補に挙げられたことに関係しています。結果として削除はされず、現在も「常用漢字」に残っていますが、候補に挙がったことでマスコミは代わりに「乱用」という表記を作りました。その名残で、新聞や放送業界では「乱用」の方を多用しています。つまり使い分けとしては、現在は「乱用」の方が一般的で、「濫用」は主に法律関係で使われると覚えるとよいでしょう。
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「濫用」と「乱用」の意味と違い - 社会人の教科書
https://business-textbooks.com/ranyou-difference/
#メモ
"「遵」「錬」「濫」は憲法に使われている字である。補正資料では,これらを削る字の中に入れている。字源的に「錬」は「練」でさしつかえないし,たいていの場合「遵」は「順」,「濫」は「乱」でさしつかえないからである。
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文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 第5期国語審議会 | 語形の「ゆれ」の問題
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/05/bukai02/05.html