#メモ #AI #生成AI #影の雨
"九段:そうなんですよ。はじめてお打ち合わせしたときにいちばん不安だったことが、私が5%しか介入できなかったらきっとおもしろい小説はできないだろうということ。その小説を読んだ方に「AIってやっぱり使えない」とか、「おもしろくない」って思われることがすごく嫌だったんです。
そもそもこのオファーを受けさせていただいたのも、芥川賞の会見で「5%AIを使って書きました」と何気なく言ったことが、AIに対してフェアじゃなかったという思いがあったから。こんなに記者会見の発言が注目されるとあらかじめわかっていたら、どんなふうにAIに5%を担わせたかを説明していたのですが。そういうわけで、人間にできることと、AIができることを、もう一度小説の形でフェアに提示する機会がほしかったという気持ちがありました。なので、プロンプトは無制限でよい、とルールを確認したときに本当に安心したんですよね。いくらでも指示を出していいなら、満足する小説が出てくるまでやめなければいいじゃないかと。
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4,000字の小説に20万字のプロンプト。
https://www.hakuhodo.co.jp/magazine/116524/