「東京商工リサーチが上場企業約3800社を対象にまとめた2022年度の役員報酬総額は、前年度比7%増の2166億円で過去最高となった。1億円以上の報酬を支払った企業は40社増の474社、報酬を受けた役員は66人増の994人と、いずれも過去最多だった。コロナ禍からの業績回復に加え、報酬体系の見直しも進んだ」
「役員報酬が上昇した要因は、コロナ禍で落ち込んだ業績が順調に回復していることだ。また、役員が退任する際に支払っていた退職慰労金を廃止し、現役時の報酬を引き上げる企業が増えていることも大きい」
Zホールディングス慎ジュンホ氏役員報酬48億円でトップ : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230824-OYT1T50123/
「1億円以上の報酬を受けた役員が最も多かった企業は日立製作所で20人に上った。伊藤忠商事(14人)、三菱重工業(10人)など円安の恩恵を受けたメーカーや商社が上位に並んだ」
「役員個人では、Zホールディングス(HD)の慎ジュンホ氏が約48億円と2年連続でトップだった。傘下の無料通信アプリ大手LINEからのストックオプション(自社株購入権)が大きかった。2位はセブン&アイ・HDのジョセフ・マイケル・デピント氏の約37億円。ソニーグループの吉田憲一郎氏が3位の約20億円で、日本人としては最高だった」
Zホールディングス慎ジュンホ氏役員報酬48億円でトップ : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230824-OYT1T50123/