イノサン 最終巻の9巻を読了。シャルルが主人公のはずだけど、途中からは妹のマリーが主人公なのかなーって思える雰囲気だった。続編の『イノサン Rouge』に話が続くっぽい。
「二百年来の宿敵、フランスとオーストリアの同盟の鍵として、14歳のアントワネットはフランス王家に嫁いだ。マリー‐ジョセフは、王太子妃を導き、シャルルは相対する国王寵姫デュ・バリー夫人を援ける。“自由”か“秩序”か、かつて「“生まれ”への反抗」を誓い合った兄妹が、宮廷の行末を懸けて決闘をすることに!! 世界の命運を懸けた“挨拶戦争”の決着は!? そして紅き革命は加速する…!!!」
イノサン 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) eBook : 坂本眞一 https://www.amazon.co.jp/dp/B00YPDHRQS?tag=nilab-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
「『イノサン』は、坂本眞一による日本の漫画作品。「イノサン」とはフランス語のInnocentで、英語の「イノセント」に相当する。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2013年9号から2015年20号まで連載された後、続編『イノサン Rouge(ルージュ)』が『グランドジャンプ』(同社刊)にて2015年12号から2020年3号まで連載」
「フランス革命に生きた「処刑人」一族サンソン家の数奇な運命を描く歴史漫画である。安達正勝『死刑執行人サンソン』(集英社新書)が本作品の出典。本作品では、国王ルイ十六世の斬首刑の指揮を執った実在の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンを主人公にしている。「処刑」「拷問」「解剖」などのエピソードの写実的な描写と、人間心理を克明に描く耽美な比喩表現が特徴である」
イノサン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%83%B3
「ルイ16世やマリー・アントワネット、エベール、デムーラン、ダントン、ラヴォアジエ、ロベスピエール、サン=ジュスト、クートン、シャルロット・コルデーといった著名人の処刑のほとんどに関わった」
「信心深く、自らを厳しく律する人物だったと言われている。また、当時としては異例なほど身分の分け隔てなく、どの身分にも偏見を抱かない平等論者だったといわれるが、これは死刑執行人が社会の最底辺であり最も偏見を受けながら貴族並みの暮らしをしているという自身の立場によるところが大きいと言われている」
「サンソンは死刑執行人という立場でありながら、熱心な死刑廃止論者だった。何度も死刑廃止の嘆願書を出しているが実現することはなく、逆に人類史上2番目に多くの死刑を執行する結果になっている。死刑制度が廃止になることが死刑執行人という職から自分が解放される唯一の方法であると考えていたと手記に書き残している」
シャルル=アンリ・サンソン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3
「マリー=ジョセフ・サンソンとは、漫画「イノサン」「イノサン Rouge」に登場する女処刑人である。史実サンソン家の家系図に名前が記録されている、三代目ジャン・バチストの次女、マリー=ジョセフは実在したが、平凡な人物であったとされる。女処刑人としてのキャラクターは、あくまでも漫画の中でのフィクションである」
マリー=ジョセフ・サンソンとは (マリージョセフサンソンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%3D%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3
「マリーを生み出した意図は、既成の価値観にとらわれない生き方といったものを描きたかったので」
「マリーという人物は、誰かをモデルにしてつくり上げたものではまったくなくて、自分に妻や娘ができたことで、女性からの目線で世界を見るようになって生まれたキャラクターなんです。今までの男だけの視点から広がって」
中島美嘉 × 坂本眞一 [紅き革命]対談!! 完全版|集英社 グランドジャンプ公式サイト http://grandjump.shueisha.co.jp/innocent_rouge/index2.html