R波増高不良
「R波増高不良 (あーるはぞうこうふりょう)」「心電図波形のR波(上向きの幅の狭い波)は、胸の左側の電極で記録した方が、胸の真ん中付近の電極で記録したものよりも大きくなるのが普通です。これが、ほとんど大きさが変わらない場合をR波増高不良と呼びます。心筋梗塞や肺気腫、心筋症などでみられますが、痩せ型の体型の方にもよく現れます。」
心電図 | 日本人間ドック・予防医療学会 https://www.ningen-dock.jp/inspection_electrocardiogram/
「「R波増高不良」とは、心電図の波形上、R波という部位の電力が小さい状態のことです。その多くは、心電図を測定したときの体位や体型などが測定方法に影響し、R波の部分が変化したことで起こります。そのため、要精密検査であれば、心臓の専門科である循環器科(循環器内科)の受診をおすすめしますが、おそらく問題はないと診断される場合がほとんどです。このような状態は、左心室肥大のこともありますが、健常者(高身長・やせ型の若い男性が多い)にもみられます。」
心電図の健診結果「R波の増高不良」とは? - みんなの家庭の医学 WEB版 https://kateinoigaku.jp/qa/4403
「心電図上のR波は、おかれている導子の方向に向かう起電力が小さい状態を意味します。この部位に古い心筋梗塞があったり、繊維化病変があったりすると、みられる現象ですが、これらの他に、肥満ややせのために、心臓の位置が変わって、心臓と導子との位置関係が変化したりしていてもみられます」
健診の結果、R波増高不良と書かれていた | 心臓病の知識 | 公益財団法人 日本心臓財団 https://www.jhf.or.jp/check/opinion/2/6007.html