タレント議員影響の予言。
「大学入学共通テストの「歴史総合、日本史探究」で、漫画家の長谷川町子が週刊誌「サンデー毎日」に連載した「意地悪ばあさん」の4コマ漫画が登場した。戦後、女性参政権が実現した後も女性の政治参加が進んでいたかどうか、社会的な論争を踏まえて考えさせる問題の題材として取り上げられた。」
「出題された漫画は71年3月21日号の掲載で、松本清張の年譜を通して日本近現代史について扱う第6問の問5で登場。注釈には当時、社会派小説家の石川達三が「女性に選挙権を持たせるべきではない」と発信して論争を呼んでいたことが示されている。」
「サンデー毎日では実際に71年2月28日号で、石川の「婦人参政権亡国論」が載っている。女性は自主性が弱い存在だとして「タレント候補でも出てくればあの人、姿がいいわ、声がいい、ゼスチュアがいいわというように(中略)みんなが一つの方向に流れてしまう」などの理由で、女性は選挙権を持つ必要がないと断じている。」
共通テストに「意地悪ばあさん」登場 女性参政権巡る論争の題材に | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20250118/k00/00m/040/157000c