mastodon-japan.net は、数々の独立したMastodonサーバーのうちのひとつです。サーバーに登録してFediverseのコミュニティに加わってみませんか。
こちらはMastodon Japan Server、日本居住および日本語話者向けの汎用サーバーです。 ただし日本国外居住者及び非日本語話者を除外するものではありません。ルール(利用規約)をご確認の上で平和に遊ぼう。

サーバーの情報

2.2K
人のアクティブユーザー

TETSU、医学を以て人を支配する方法を譲介に教えるのが目的なので譲介に手を上げたり体罰を与えたりはなかったんだろうな……安定した衣食住と教育機会と自己実現の為の目的を与える、こうして並べると養育者としてはかなりパーフェクトでは?

このシーンからして「ずいぶん派手にやったな 理由はなんだ?」と喧嘩してきた事を咎めるでもなくまず譲介の言い分を聞いているので対応としては理想では?自分に惜しみなく資源を費やしてくれて期待と興味関心を寄せてくれる養育者の存在ってそりゃあもう嬉しいだろうし、譲介も(ドン底だった僕に救いの手を差し伸べてくれたのはあの人だ。あの人を裏切るなんて僕にはできない……!!)と迷うし「僕はまた捨てられてしまった……」ってわんわん泣くよな……
mastodon-japan.net/@silk801/11

翻って、譲介がアメリカ留学を決められたのは自らのはルーツやアイデンティティに係る問題を解決できたのもそうだけど、TETSUの下で3年+診療所で6年の計9年安定した生活と人間関係を築き上げたことで「自分がここを離れたとしてもみんなを裏切ることにはならないし、K先生やあの人は僕を見捨てたり忘れたりしない」と確信を得られたからだと思うと、:metyakutyasugoi:
一人の発達課題を抱えた人間が育つまでを主人公(一也)ラインのエピソードと並行して走らせるK2という作品の厚みよ……

ナギサ

これを発達心理学用語で「安全基地」と呼ぶ訳ですが、真船先生や監修の先生方は発達心理学まで勉強してエピソードに盛り込んでいるとしか思えない読み取りが出来る強度の作品 :t_omigoto: